浴室乾燥機は、熱源(ガス式or電気式)と設置方法(天井埋め込み式or壁掛け式)から交換可能なものを選びましょう。天井埋め込み式の場合、換気室数と浴室天井の開口寸法の確認が必要となります。
1.熱源の種類
浴室乾燥機を動かす為に必要となる熱源の種類は主に「ガス式」「電気式」の2種類になります。お使いの浴室乾燥機がどちらの方式に該当するかを確認し、同じ方式の商品からお選びください。
ガス式
ガス式の浴室乾燥機は屋外に設置された給湯暖房用熱源機で温められたお湯を浴室乾燥機本体へ送り循環させて熱を放出することで温風を出します。室内をすぐに暖められるため、ランニングコストを抑えられますが、商品価格が電気式よりも高くなります。
ガス式浴室乾燥機一覧
電気式
電気式の浴室乾燥機は一般的に100V・200Vの電源を使用することで作動するものが多いです。ガス式に比べて商品価格が安いですが、浴室内を暖めるのに時間がかかるため、ランニングコストが高くなります。
電気式浴室乾燥機一覧
2.設置方法
浴室乾燥機の設置方式は「天井埋め込み式」と「壁掛け式」の2種類があります。お使いの浴室乾燥機がどのように取り付けられているかご確認ください。
天井埋め込み式
浴室乾燥機本体が浴室の天井に埋め込むかたちで設置されています。
天井埋め込み式浴室乾燥機一覧
壁掛け式
浴室の壁に設置された換気口を利用して設置します。
壁掛け式浴室乾燥機一覧
3.換気室数
浴室乾燥機には換気機能が浴室以外にトイレや洗面所などの他の部屋と共用しているものがあります。浴室に設置されている換気扇が換気する部屋の数によって「1室換気」「2室換気」「3室換気」と分けられます。
浴室乾燥機を交換する場合、異なる換気室数への交換はできませんので、お使いの換気室数に対応した浴室乾燥機をお選びください。
1室換気
1室換気とは、浴室乾燥機が設置されている浴室内のみを換気することができる機能です。トイレや洗面所などには換気扇が無いか、別の換気扇が設置されています。
2室換気
2室換気とは、浴室乾燥機が設置されている浴室内と換気扇がつながっているトイレまたは洗面所などを換気することができる機能です。トイレや洗面所などには換気扇はなく、浴室の換気扇とつながった通気口があります。
3室換気
3室換気とは、浴室乾燥機が設置されている浴室内と換気扇がつながっているトイレと洗面所などの2室を一緒に換気することができる機能です。トイレや洗面所などには換気扇はなく、浴室の換気扇とつながった通気口があります。
4.浴室天井の開口寸法
天井埋め込み式の浴室乾燥機は、浴室の天井に穴をあけて機器本体を埋め込み設置しています。天井の開口寸法は、お使いの浴室乾燥機によって異なりますので、基本的には現状の天井開口寸法と同じサイズのものへの交換を推奨しております。
開口寸法が合わない場合、浴室天井の開口を拡大または縮小工事をして交換します。天井開口寸法は、お使いの浴室乾燥機の品番から確認することができます。
5.設置状況の確認
天井埋め込み式の浴室乾燥機を交換する前に、現在の設置状況の確認が必要です。設置状況により交換ができない場合があります。
浴室天井に点検口は付いていますか?
点検口とは、天井の配線や配管を見るための入り口です。押し上げると蓋が開き、天井裏を確認・作業できるようになっています。換気扇とは別の位置に付いています。
浴室天井はフラットですか?
天井埋め込み式の浴室乾燥機は、取り付けにフラットな面が必要になります。天井の形状がドーム型になっていないか、段差がないか確認が必要です。天井の形状がドーム型や段差がある場合でも換気扇の周辺がフラットで、スペースが十分にあれば交換は可能です。
まとめ
浴室乾燥機の選び方を解説しました。
こだわりたいポイント、お気に入りの機能は見つかりましたでしょうか?
次は実際に商品を選んでみてください。
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