レンジフードは古くなってくると、汚れがとれにくくなるだけでなく、排気能力が落ちてくるので、ニオイや煙などがうまく排出できなくなることがあります。毎日使うからこそ、壊れてしまう前に交換するのがおすすめです。ここでは、レンジフードを交換する前に確認すべきポイントや、選び方をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

現在お使いのレンジフードの種類を確認する

レンジフードを含むキッチン換気扇は、大きく分けて3タイプに分類されます。現在のタイプによって交換対応の可否が変わりますので、まずは、現在お使いのレンジフードのタイプを確認しましょう。

現在どのタイプをお使いでしょうか？それぞれの特長と、当店での交換対応の可否についてご説明します。
※当店では、スリム型のみ商品としてお取り扱いをしております。

スリム型

現在主流の最新型レンジフード。スタイリッシュな見た目と、お手入れのしやすさがおすすめ。
当店にて、同じスリム型への交換が可能です。

※詳しい交換可否については、お見積もりの際に判断いたします。

ブーツ型

広く普及しているブーツタイプ。フードに取り付けられたフィルターで集塵・集油します。
当店にて、このタイプからスリム型への交換が可能です。

換気扇

現在お使いのレンジフードの設置状況を確認する

幅

現在お使いのレンジフードの幅は何cmか、確認しましょう。

現在国内で販売されているレンジフードの横幅は、各メーカー共通で60cm・75cm・90cmの3種類となります。幅の違いによる機能の違いはありませんが、幅が広がると本体価格が高くなります。

交換に際して レンジフードは吊戸棚と壁の間などに隙間なく設置されていることが多いため、幅の変更が難しく、既存と同じ幅のものに交換するのが一般的です。現在お使いのレンジフードと同じ幅をお選びください。
※当店では、現在お使いのレンジフードと同じ幅での交換のみ対応しています。幅の変更はご対応しておりません。

ファン

レンジフードのファン形状には「シロッコファン」と「プロペラファン」の2種類ございます。
どちらをお使いかによって工事内容も変わりますので、お見積もりの際にお知らせいただいています。
当店で販売しているスリム型レンジフードは、シロッコファンを使用しているものです。

シロッコファン

縦長の細長い板状の羽根が筒状にとりつけられているシロッコファン。パイプダクトを通して排気します。騒音が比較的少なく、外の風に影響されにくいのが特長。
また、現在販売されているスリム型レンジフードのシロッコファンは、ワンタッチで着脱できるものがほとんど。楽にファンを外してお手入れできるのが嬉しいポイントです。

プロペラファン

プロペラ上の羽を回転させて空気を吸い込み、排気する換気扇。構造がとてもシンプルで安価です。外の風圧の影響を受けやすく、周囲の状況によって、吸い込み風量が安定しない場合があります。
現在、ブーツ型プロペラファンをお使いでも、当店にてスリム型シロッコファンへ交換可能です。

※詳しい交換可否については、お見積もりの際に判断いたします。

メーカーで選ぶ

レンジフードは、どれも同じように見えてしまうかもしれませんが、メーカーによって特長があります。当店でお取り扱いのあるリンナイ、ノーリツ、Panasonic、パロマ、それぞれのレンジフードの特長をご紹介します。

リンナイ（FUJIOH）

リンナイのレンジフードは、国内大手の富士工業株式会社（FUJIOH）製の製品です。
調理状況に応じて風量を自動でコントロールする風量おまかせ運転は、温度センサーが検知し、高温調理時は強運転で、吸いきれなかった油煙をしっかりキャッチ。低温調理時には、弱運転で静かに油煙を吸い、快適な調理空間を実現します。必要以上に風量を上げないので、消費電力も削減します。
オイルガードに施された親水系コートは、水で油を浮かすため、サッと水洗いするだけで簡単にお手入れができます。

ノーリツ

ノーリツのレンジフードは、シンプル機能、かつスタイリッシュなデザインの製品です。価格は比較的お手頃なため、お値段を抑えたい場合におすすめです。
整流板と本体にされたオイルガード塗装、シロッコファンとオイルトレーにされたフッ素ナノコートは、付着した油を水滴状に弾くため、清潔を保つことができます。ハイグレードモデルには、シロッコファンを自動でお湯洗いしてくれる自動洗浄機能を搭載するなど、清掃性、お手入れのしやすさがポイントです。

Panasonic

フラットデザインの整流板は、デザイン性はもちろん、拭き取りもスムーズに行える形状で、おそうじラクラク。シロッコファンには油がこびりつきにくい塗装をしています。
さらに、ファンを高速回転し油汚れを遠心力で飛ばす油トルネード機能を搭載したシリーズや、Panasonicの省エネ運転「エコナビ」搭載機種もあり、Panasonic独自の機能をもつレンジフードが豊富にございます。

パロマ

パロマのレンジフードは、厳しい基準をいくつもクリアした安全性が魅力。
シロッコファンや清流版がホーロー製のシリーズは、汚れてもサッと拭くだけでお手入れできます。油を弾く高撥油ファンや、汚れを落としやすいオイルガード塗装も導入され、今までより楽に掃除できます。点火・消火や強弱操作のスイッチは、軽くふれるだけの静電タッチスイッチ。日々快適に使うことができます。

最後に

レンジフードの選び方を解説しました。こだわりたいポイント、お気に入りの機能は見つかりましたでしょうか？
次は実際に商品を選んでみてください。

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